下野・会津・津軽地方に連綿と伝わる匠の技術がつくる 手仕事・伝統的工芸品、民芸品 専科 本文へジャンプ
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手仕事の歳時記 [1月・正月] ▶季節の歳時記 
日光彫「村上豊八商店」を訪ねて

・・・・手仕事専科では、”和美との生活”を提唱しています。・・・・
 予てより、手仕事専科には、下野の代表的な日光彫を取り扱いたいと考えておりました。東武日光駅前に老舗の「村上豊八商店」がございます。街並みを美しくするための区画整理を行い、以前よりも広い道路と遊歩道を備えてすばらしくなりました。
 だだ、私が記憶している「日光彫」は、高度成長期のころの風景でした。街並みには、いたるところに日光彫の御見世が並び、それらを求める外国人の観光客も多く賑わっておりました。

 夏前から、お取引のお話を進めておりましたが、11月上旬には、体験教室の予約も一段落するので、その頃に商談を進めましょうとの話で、数か月を待っておりました。
大きく変わりました。①店頭では、殆ど売れなくなってしまった。②店舗も減少し、問屋の卸を行う御見世が、数軒しか残っていない。③体験学習「日光彫」用に木地の販売を主体にしている。

 このような状況は、一方の津軽塗とまったく同じでした。津軽では、その木地を作る方さえもいなくなってしまったと聞きます。幸い、ここ日光彫では、津軽塗の48行程の漆塗り工程程の重大さはなく、「彫り」に主体を置いているので、まだ、影響は少ないように感じました。
 県の産業課では、「伝統工芸士の認定」を行い伝統技術の保全・継承の施策を行っておりますが、実態は、より厳しい印象を受けました。

 ここに、村上豊八商店の工場と御見世とを写真でご紹介したいと思います。
大谷川(だいやがわ)が流れ、すぐ目の前には、日光山が美しくそびえ立つ。
ちょうど、11月の中旬頃で紅葉が美しかった。
元は、町の中心部のお店の裏に工場があったのですが。工場の騒音や臭い等の問題から、大沢地区に工場を求めて、移られて随分となるそうです。
広い工場には、大型の木工機械が並んでいましたが、現在は、数人の人で動かしているとのことでした。
ちょっと注文が入ると休みなしでの作業となってしまいます。今年から、息子さんが後を継いでくれることになって助かっているとのことでした。
集成材という木を張り合わせて、お盆用の材料が並んでいました。今では、一枚板が貴重になってしまいました。
   東武日光駅前のメインストリート。歩道を渡ると「村上豊八商店」です。
お店の玄関を入ると鰻の寝床のように商品が並んでいます
 日光彫というとこれらの彫りを施したお盆が代表的です。尺を来れる物は、やはり高価になります。木材自体が少なくなったとのことです。  玩具、日光茶道具でした。ひじょうに精巧に作られています。
 六面体の屑入れです。それぞれに三種類の花をあしらって彫ってありました。








手仕事専科/日光彫「村上豊八商店」で販売しております。
 一輪挿しです。表と裏で二種類の絵柄で、差し替えるような作品です。村上隆大社長のアイデア商品です。このようなものが、ヒットしているとお話されました。
「ハートとカップル猫」です。


手仕事専科/村上豊八商店で販売しております。
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