下野・会津・津軽地方に連綿と伝わる匠の技術がつくる 手仕事・伝統的工芸品、民芸品 専科 本文へジャンプ
手仕事の歳時記        [9月・長月] 季節の歳時記 
江戸ゆかた、江戸てぬぐいの宮染「中川染工場」を訪ねて
・・・・手仕事専科では、”和美との生活”を提唱しています。・・・・
 8月の12日に中川染工場を訪れました。ちょうど、明日から盆休みに入るので仕事は、少し早仕舞になるとのことで、お邪魔にならないように写真を撮り、中川専務からお話を伺いました。お忙しい中でもあったが、作業工程について丁寧にお話をしてくださり、また、また作業中の方々も写真を向けても迷惑がらずに仕事を続けていただいた。すべての作業が、注染という特殊な技法によるもので、機械とそれを使いこなす技術とが絡み合って、興味深く拝見した。現在、27名の職員であるとのことであるが、中川専務のお話や対応して下さる熟練の方をはじめ若い方々からも、頑なに伝統的な「注染」技法による手ぬぐいと江戸浴衣を作り続ける情熱を感じて、何としても伝統技術の継承の役に立ちたいと思った。
 水量豊富な田川からの水を地下水から利用しているが、昔は、田川で染布を洗ったようであるが、今は、排水を下水処理をして、河川には、戻さないと伺った。
 8月の暑い盛りであったが、冷房は染には、良くないとのことで、汗だくだくになりながらの作業である。染の米糊が、腐りやすいので、夏の季節は適してなく、秋からの時候が適しているとのことである。
 写真から説明を行うが、宮染のページとダブルところから、短く紹介するが、ご容赦願いたい。

やぐらに洗った布を干す作業。晴れた日には、次から次とこの作業が続く。やぐらには、若い男性が梯子を伝って登り、やぐらの上からロープを下ろし、布をかけて引き上げ、て広げる。
リヤカーに洗った反物を付けて屋ぐらの下に


運び、数人でおこなう作
業である。
晴れた日には、白と染め上げた反物が風に翻り、鮮やかな風景になる。
すでに染上がった浴衣地を干している。
今日は、仕事納めで反物の数は少ないが、広い空間に所狭しと反物を掛けるようになっている。

中川染工場の入り口。石造りの土蔵があり、奥のやぐらが染物工場であることを伺わせる 田川沿いに工場があり、裏手の風景である。
風が通り涼しさを覚える。
田川の下手の風景。 田川の上手の景色。右手から、水量豊富に流れている。

まだ、若手の女性でこの春に入社したばかりとのこと。ベテランの方々とは異なるが、真摯に取り組んでおり、若い方の感性







で、新しいものをこの先作られてゆくものと思う。
型付けの防染糊を付ける作業。





注染の作業。熟練の女性であり、手際良くこなされている。




伊勢型紙と言われる、染用の型。水に浸し洗われて、次に使われる。 手ぬぐいも浴衣も型染めの繰り返しであり、その繰り返し点を揃えるのが、難しく熟練度を要求される。



注染の作業中。こちらの女性もこの春に入社したばかりの方であるが、汗だくだくで取り組んでおられた。











型付けの作業。
 
染めたものを水洗いする作業。機械化されており、昔は、女性の手作業だったとのこと。








 
倉庫内に巻きとられた反物が積んであるが、この後、右のように手ぬぐいの幅に揃えて1枚ずつハサミで裁断される。これらも手作業である。
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