下野・会津・津軽地方に連綿と伝わる匠の技術がつくる 手仕事・伝統的工芸品、民芸品 専科
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津 軽 凧 絵
山内 崇嵩
(やまうちしゅうこう)
弘前での凧揚げの初出記録は江戸時代後期と言われるが、明治時代半ばから盛んになり、この頃に武者絵の大首絵を主流とする津軽凧絵が確立した。 

















 ・・・・手仕事専科では、”和美との生活”を提唱しています。・・・・
今日は、弘前市松森町にある山内崇嵩(和人)さんをたずねました。弘前に7年間もの住んでいた折に「ねぷた」に参加したこともあり、山車はみじかなものでした。ねぷた絵と見返り美人の送り絵とがあり、それぞれねぷた絵の作家がおいでですが、山内氏は、そのねぷた絵師です。
早朝に弘前に着いてから、電話でご連絡をしてから伺いました。とても地域を想い情熱的な方でした。ねぷた屋という看板でお店があり、そこには、友人知人である若手の作家の方々の商品が展示販売されていました。少しでも販売の機会を作ってあげたいということから、商品を預かっているとのことでした。その中に「下川原焼人形」があり、作家の阿保正志さんがお出でで、ちょうどご紹介を頂いて、会う事が出来ました。
山内氏の作品では、「津軽凧絵」がありました。津軽凧絵は、従来江戸の凧絵を継承しており、津軽特有のものではなかったといいます。彼の創作として津軽の武将を題材に描き四神として「青龍、白虎、朱雀、玄武」を描きました。さらに、従来は、赤のきんぎょねぷたですが、青色のきんぎょねぷたを創作されていました。とても素敵なもので、店内に展示陳列されており、形といい大きさといい適当なものでした。
下野・会津・津軽 手仕事専科」では、山内氏の「津軽凧絵」と「きんぎょねぷた」という津軽の伝統的な民芸品をを取扱う事になりました。写真から、山内氏の「ねぷた屋」をご紹介いたします。
[津軽凧絵]
  • 弘前での凧揚げの初出記録は江戸時代後期と言われるが、明治時代半ばから盛んになり、この頃に武者絵の大首絵を主流とする津軽凧絵が確立した。
  • 津軽凧絵は江戸の浮世絵師の影響を受け、三国志や水滸伝などに登場する英雄、豪傑のほか、日本の歴史上の武将たちを題材とした武者絵です。太く力強い墨の線と、赤、黒、緑などの鮮やかな原色で描かれています。
    江戸時代、貧窮に苦しむ弘前藩士の内職として「津軽凧」が作られるようになったといいます。天保年間には、津軽藩の城下町である弘前では、いくつもの凧が揚げられていたと記録されています。
  • 凧の絵柄が武者中心になったのは明治以降の事で、その画風は葛飾北斎の影響を強く受けているといわれています。この絵柄を確立したのは柴田某で、小田桐岩蔵によって完成されたと言われています。
  • また、津軽凧に描かれている武将には「強くたくましい人に育ってほしい」という親の願いも込められています。昔から、多くの人たちに親しまれてきた歴史ある郷土玩具です。
    弘前市立博物館が収蔵する津軽凧絵は、明治時代から昭和時代までのものです。
  • 津軽凧の特徴は勇壮な武者絵(津軽の伝統的な絵柄と)で知られ、骨は竹ではなくヒバ材を使用。ヒバの木を薄く割ったものを凧び骨として作られ、大きさは畳二丈ほどもあります。
    裏側には「ぶんぶ」という厚めの紙がついていて、凧をあげるとその「ぶんぶ」が振動して「ぶーん」という音を立てながら大空を舞います。
    凧絵としても売られています。
  • 普通、津軽凧の絵師は、弟子入りしてから手伝えるような状態になるまでの期間5年。
    紙、木材はやってみなければ分からない。
  • 技の種類や工程
    凧絵描く⇒色塗⇒ウラ付け⇒仕上色⇒凧骨加工⇒仕上⇒組
    紙、木材(ヒバ材)
    【1】 凧絵を描く
       凧の絵柄を描き込んでいきます。
    【2】 色塗
       完成した絵柄に色をつけていきます。
    【3】 ウラ付け
       凧の裏に「ぶんぶ」という厚手の紙を貼り付けます。
    【4】 仕上色
       仕上げの着色作業を行います。
    【5】 凧骨加工
       凧の骨組みを加工します。
    【6】 仕上、組
       最終の仕上げを施し、組み合わせて凧の完成となります。
 【ねぷたの起源
  • 弘前ねぷたまつり(ひろさきねぷたまつり)は、青森県弘前市で開催される弘前四大まつり(弘前さくらまつり、ねぷた、弘前城菊と紅葉まつり、弘前城雪燈籠まつり)のひとつである夏祭り。
    大勢の市民が「ヤーヤドー」の掛け声とともに、武者絵が描かれた山車を引いて市内を練り歩く。弘前ねぷたには扇ねぷた(扇型)と組ねぷた(人形型)があり、総数約80台の県内最多のねぷたが運行される。
  • 語源は、「眠り流し」→「ねむた流し」→「ねむた」→「ねぷた(ねぶた)」と転訛(表記は佞武多、禰ふたと様々ある)。「眠り流し」は日本各地で行われている。農作業の激しい夏期に襲ってくる睡魔を追い払い、厄災・邪悪を水に流して村の外に送り出す行事のひとつ。
  • 明治から昭和初期にかけて、主に当時の弘前市内に複数あった、町道場に通う士族や平民の子弟らを中心とした若者達が作り練り歩いたねぷたでは、他の道場または町会のねぷたと出くわすと、相手のねぷたに石を投げつけたり、竹槍や木刀等(時には日本刀)で乱闘し、しばしば死傷者を出したため、何度も「ねぷた禁止令」[1] が出されたことがある。これを「けんかねぷた」という。(その名残が「石打無用」という言葉になってねぷたの肩部分などに記されているものもある)
  • 1団体につき、先頭に町内会名や団体名を記した前灯籠・町印、その次に大型ねぷたの前座である前ねぷた(角灯籠や小型ねぷた)、ねぷた本体につないだ綱を引く曳き手、そして大型ねぷた(扇や組)、太鼓・笛などの囃子方という順番で運行されるのが一般的である。ねぷた囃子は、進行・休止・戻りの3種類がある。掛け声は、進行がヤーヤドー、戻りがねーぷたーのもんどりこ、ヤーレヤレヤーレヤー。
【絵描ぎ  山内崇嵩略歴】
  • 1963年10月6日生まれ。
    2013年の50歳の誕生日に山内和人から山内崇嵩に改名。
    現在は、画家、デザイナー、ねぷた絵師として活動する傍ら、講師として
    ヨークカルチャー弘前で津軽えっこと津軽錦絵(ネプタ津軽凧絵)。
  • 続きを読む
【種類Kind】
津軽凧絵
(西の内2枚版)
 
 
沼田面松斎と青龍 満天姫と白虎  二代信枚公と朱雀
藩祖為信公と玄武 金太郎と兎  酉孟嘗君と鶏  
伏姫と猛犬八房 ・金太郎と猿  牛若丸と天狗 
牛若丸と弁慶  神功皇后と武内宿彌  渡辺綱と茨木 
日本武尊と熊襲  三国志 呂布奉先  神功皇后と新羅王 
  開運招福招き猫大入凧 額入凧絵  金魚ねぷた
価格は、「本体価格」表記です。別途、消費税が加算されます。
これらの津軽凧絵は、絵のみとなります。
(骨組みを有する凧ではありません。)
注文制作となりますので、繁忙期の有無によりますが、数か月かかる場合がございますので、お尋ねください。

額入の場合、額の種類等により価格が異なりますので、ご相談ください。
サイズは、西の内の尺度となります。
西の内1枚(333mm×485mm)は、半紙(243mm×333mm)2枚。
   
津軽凧絵(西の内2枚版)□戻る
・沼田面松斎と青龍 (大)
 ¥12,000
 サイズ 西の内2枚版
 ■商品コード T-16001■

・沼田面松斎と青龍 (小)
 ¥6,000
 サイズ 西の内1枚版
 ■商品コード T-16002■
     
・満天姫と白虎 (大)
 ¥12,000
 サイズ 西の内2枚版
 ■商品コード T-16003■

・満天姫と白虎 (小)
 ¥6,000
 サイズ 西の内1枚版
 ■商品コード T-16004■
・二代信枚公と朱雀 (大)
 ¥12,000
 サイズ 西の内2枚版
 ■商品コード T-16005■
・二代信枚公と朱雀 (小)
 ¥6,000
 サイズ 西の内1枚版
 ■商品コード T-16006■
     
・藩祖為信公と玄武 (大)
 ¥12,000
 サイズ 西の内2枚版
 ■商品コード T-16007■
・藩祖為信公と玄武 (小)
 ¥6,000
 サイズ 西の内1枚版
 ■商品コード T-16008■
金太郎と兎(大)
 ¥12,000
 サイズ 西の内2枚版
 ■商品コード T-16009■
 
・酉孟嘗君と鶏         
 ¥12,000

 
サイズ 西の内2枚版
 ■商品コード T-16010■
伏姫と猛犬八房   
 ¥12,000
 サイズ 西の内2枚版
 ■商品コード T-16011■
 
金太郎と猿
 ¥12,000
 サイズ 西の内2枚版
 ■商品コード T-16012■
・牛若丸と天狗
 ¥12,000
 サイズ 西の内2枚版
 ■商品コード T-16013■
     
・牛若丸と弁慶
 ¥12,000
 サイズ 西の内2枚版
 ■商品コード T-16014■
 
・神功皇后と武内宿彌
 ¥12,000
 サイズ 西の内2枚版
 ■商品コード T-16015■
  
渡辺綱と茨木
 ¥12,000
 サイズ 西の内2枚版
 ■商品コード T-16016■
 
日本武尊と熊襲 
 ¥12,000
 サイズ 西の内2枚版
 ■商品コード T-16017■
・三国志 呂布奉先
 ¥12,000
 サイズ 西の内2枚版
 ■商品コード T-16018■
・神功皇后と新羅王
 ¥12,000
 サイズ 西の内2枚版
 ■商品コード T-16019■
開運招福招き猫□戻る    
     
・開運招福招き猫大入凧
 「額付」

 ¥21,600
 サイズ   西の内1枚版
 ■商品コード T-16020■  
        
・額なし 
 ¥6,000
 サイズ   西の内1枚版
 ■商品コード T-16021■

・額なし 
 ¥4,200
 サイズ   西の内半紙版
 ■商品コード T-16022■
・千客万来商売繁盛 招き猫
 大入凧 「額付」

 ¥21,600
 サイズ   西の内1枚版
 ■商品コード T-16023■
 
・千客万来商売繁盛
 招き猫大入凧 額なし

 ¥6,000
 サイズ   西の内1枚版
 ■商品コード T-16024■
 ・額なし     
 ¥4,200
 サイズ   西の内半紙版
 ■商品コード T-16025■
 
   額入り凧絵□戻る   

合格祈願招き猫
 大入凧 「額付」
 
 ¥21,600
 サイズ   西の内1枚版
 ■商品コード T-16026■
・額なし
 ¥6,000
 サイズ   西の内1枚版
 ■商品コード T-16027■
・額なし     
 ¥4,200
 サイズ   西の内半紙版
 ■商品コード T-16028■
 

金太郎と猿「額付」
 ¥28,800
 サイズ   西の内2枚版
 ■商品コード T-16029■
 ※価格は、額の種類によって
   異なります。.
 

・津軽錦絵
 三国志「貂蝉図」
「額付」
 
¥60,000
 サイズ   西の内2枚版

 
■商品コード T-16030■

 ※彼女は、中国三国志の
   4大美女の一人である。

 
金魚ねぷた□戻る   
・金魚ねぷた(小)
 ¥4,000
 サイズ  Φ21cm
 ■商品コード T-16031-1■
   
・金魚ねぷた(中)
 ¥4,000
 サイズ  Φ25cm
 ■商品コード T-16031-2■

・金魚ねぷた(大)
 ¥4,500
 サイズ  Φ28cm
 ■商品コード T-16031-3■
 
特別注文製作金魚ねぷた
ブルージャパン
・金魚ねぷた(小)

 ¥5,000
 サイズ  Φ21cm
 ■商品コード T-16034-1■
・金魚ねぷた(中)
 ¥5,000
 サイズ  Φ25cm
 ■商品コード T-16034-2■
・金魚ねぷた(大)
 ¥6,000
 サイズ  Φ28cm
 ■商品コード T-16034-3■
・LED仕様照明付き
 金魚ねぷた(小)

 ¥5,200
 サイズ  Φ21cm
 ■商品コード T-16035-1■
・金魚ねぷた(中)
 ¥5,200
 サイズ  Φ25cm
 ■商品コード T-16035-2■
・金魚ねぷた(大)
 ¥6,200
 サイズ  Φ28cm
 ■商品コード T-16035-3■.
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