【白河だるまの特色】
「白河だるま」は、楽翁公時代の画匠、谷文晁の考によるもので、まゆは鶴、ひげは亀、あごひげは松、びんひげは梅、顔の下には竹を模様化し全体に福々しい感じが特徴で、その品の良さは日本一と言われています。
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【白河だるま市の由来】
江戸時代、日本各地で定期の市が活発に行われていました。 丹羽長重公によって成立した白河藩でもまた、小峰城(白河城)大手門の高札場の側で、造花を売る「花市」が行われ、ここでだるまも一緒に売られていました。
花市が旧正月14日に開催されたことから、だるまをさらに縁起のいいものとするため、松平定信公がお抱え絵師であった谷文晁(たにぶんちょう)に命じてだるまの絵付けさせました。
眉毛は鶴、髭(ひげ)は 亀、耳髭は松と梅、あご髭は竹を表したこのだるまは、領民に大変受けて造花より白河だるまが有名になりました。
「花市」はその後、「市神様」とよばれ人気がありましたが、昭和38年から「だるま市」とよばれるようになり、 昭和49年から、現在の2月11日に開催されるようになりました。
現在、白河だるま市は市内の目抜き通りに、だるまの露店がならび、威勢のよい掛け声とともに大勢の人々が、だるまを買い求めます。価格は大きさによって定められていますが、交渉次第で安くなる可能性・大!値切れば値切るほど縁起が良いと言われていますが・・・値切り方は程々にネ!
(手記)
手仕事専科では、地元ともいえる白河だるまを御紹介できることは、嬉しい限りです。那須町に生まれ育った私には、白河の町は、大きな商業都市でした。かつては、白河駅から商店街を通りおおきなデパートと商店が軒を連ねていました。白河だるま市のときには、そして、何かのお祭りがあると白河まで祖父母と出てきました。
そのような歴史のある白河市の産業に関われることに感謝しております。伝統的な手法で引き継がれている佐川だるまをご紹介いたします。(2012.05.28) |